概要
ヴァイサラ viewLinc モニタリングシステムの長距離無線技術 VaiNetの紹介。
VaiNetは、コンクリートの壁や金属構造物にも妨害されない優れた信号強度を実現するため、中継器や増幅器が不要になり、データの完全性とセキュリティを担保します。VaiNetは既存のワイヤレスネットワークとは独立して動作するため、他の通信を妨害することはありません。無線を使用できない用途の場合、viewLinc はイーサネット、PoE、USB の任意の組み合わせによってネットワーク接続されたデータロガー、変換器、デバイスをサポートします。VaiNet の RFL100 温湿度データロガー、RFL100 温度専用データロガー、AP10 アクセスポイントの詳細をご確認ください。
また、既存の Wi-Fi ネットワーク用の Wi-Fi データロガーも提供しています。viewLinc システムをワイヤレスネットワーク接続するためのすべてのオプションについては、当社の接続ガイドをご覧ください。データロガーとセンサの概要については、当社のモニタリングシステムデバイスガイド(英語)をご覧ください。
日本国内において利用可能なワイヤレスデータロガーのオプションについての詳細は、ヴァイサラ株式会社にお問い合わせください。
特長
- 干渉、傍受、およびマルチパスフェージング(反射)に対する耐性
- RFL データロガーは 18 か月の標準電池寿命
- データロガーの電源を入れるとすぐにシステムに接続
- 停電時やネットワーク切断時も自己回復
- アクセスポイントとデータロガー間の信号の強度で最適なデータパスを決定
- 各 RFL データロガーは、1.5V アルカリ単 3 電池を 2 本使用
- マルチプローブロガー - 温湿度または温度専用データロガー
- 一部の地域ではプローブ交換サービスを利用可能
特長
簡単な設定と構成
データの完全性と効率的なバリデーション
有線と同等の信頼性
簡単で効率的なインフラストラクチャ
優れたセンサ技術、簡単な校正
長距離信号
コンポーネント VaiNet

viewLinc モニタリング、アラーム通知、レポート作成ソフトウェア
viewLinc Enterprise Server ソフトウェアは、温度、相対湿度、CO2、差圧、高低差、ドア接点など、多数のパラメータのモニタリングが可能で、既存ネットワークへの接続の容易性、リモートアクセス性、モニタリングポイントを数千まで追加できる拡張性によって、機器の所有コストを低減させています。

AP10 VaiNet ワイヤレスアクセスポイント
AP10 VaiNet アクセスポイントはヴァイサラ独自の LoRa® ベースのワイヤレステクノロジーであるVaiNet用のワイヤレスネットワークハードウェア装置です。

RFL100 VaiNet ワイヤレス温度湿度データロガー
RFL100 データロガーでは、ヴァイサラ独自の VaiNet ワイヤレステクノロジーが使用されており、倉庫から、製造現場、クリーンルーム、そして研究所に至るまでさまざまな環境をモニタリングできます。

RFL100 VaiNet ワイヤレス温度データロガー
RFLシリーズのデータロガーでは、ヴァイサラのLoRa®ベースのVaiNet ワイヤレステクノロジー が使用されており、冷蔵庫、冷凍庫、インキュベータ、LN2タンク、コールドルーム、そして超低温冷凍庫の温度をモニタリングすることができます。各RFLデータロガーの屋内通信距離は100mです。

VaiNet RFL100 ワイヤレス CO2 データロガー
RFLシリーズのデータロガーには、ヴァイサラのLoRa®ベースのVaiNet ワイヤレステクノロジーが採用され、インキュベータとチャンバー内のCO2をモニタリングすることができます。

Wide-Range Temperature Probe TMP115
Ideal for temperature-controlled chambers, cryogenic applications, incubators, LN2 tanks, blood/tissue banks and temperature chambers. The functional temperature range is from -196°C to +90°C.