よくあるご質問
修理・校正関連
保証規定について詳しく教えてください。
ヴァイサラ一般サービス条件で定められている保証規定に沿った対応となります。
製造側に起因する保証期間内の故障につきましては無償にて修理交換致します。通常の摩耗など、経年劣化や環境側に起因する故障・ドリフトなどは保証対象外となります。
推奨される校正期間を教えてください。
基本的に1年に1回、校正に出していただくことを推奨しております。
ただし、使用環境により器差の傾向が異なりますので、納入後数年間は1年に1回の間隔で定期校正に出していただき、器差傾向を把握された上で、校正周期については、お客様の管理基準に沿った校正計画を決定いただくようにご提案しています。
現地で校正・調整作業はどのように行えばいいですか?
[湿度計の場合]
トレーサビリティの確かな標準器と、湿度発生槽(弊社HMK15湿度校正器を推奨)が必要となります。また、安定した環境下において熟練した技術者による作業が必要となるため、ヴァイサラによるメーカー校正にご依頼いただくことをお勧めいたします。
HMK15 湿度校正器を使用した調整/校正方法(動画)
尚、弊社以外で行われた調整や校正によって発生した不具合につきましては、保証対象外となります。また、工場出荷時に製品に添付されていたオリジナルの校正証明書は再校正時には無効となりますのでご注意ください。
[露点計・CO2計・気圧計等、その他の機種の場合]
現地で校正を行うための発生装置の準備が困難なため、ヴァイサラによるメーカー校正をご依頼いただくことをお勧めいたします。
校正証明書(湿度計)は添付されますか?
ヘルシンキ本社発行の校正証明書(英文)が添付されます。詳細は、英文校正証明書のサンプルをご覧ください。
※一部校正証明書が添付されない製品もございます。予めご了承願います。その他、露点計、気圧計、CO2計に関する校正証明書のサンプルをご希望の場合は、弊社営業担当までお問い合わせください。
※日本語の校正証明書をご希望の場合は、弊社営業担当までお問い合わせください。
不具合原因調査・解析を行ってもらうことは可能ですか?
大変申し訳ございませんが、不具合原因調査・解析は行うことはできません。弊社で行えるサービスは、異常の有無の確認、不具合箇所の特定までとなります。
HM70、DM70、GM70、MM70シリーズの指示計(MI70)が充電できなくなりました。
ご使用されない場合でも、1ヵ月に一度は電源を入れて充電を行ってください。
MI70指示計は数か月以上電源を入れずに放置しておくと、充電バッテリーが劣化し充電できなくなる恐れがあります。充電が行えない場合は、弊社サービスセンターへ修理をご依頼ください。
エラー出力が出た際の現地でのトラブルシューティングについて教えてください。
まずはヴァイサラ機器内部のアナログ端子から出力されるアナログ信号を直接テスターでご確認ください。
アナログ信号が正常であれば、その他の接続機器等に原因がある可能性がありますので、各機器の製造元へご確認ください。
アナログ信号が異常であれば、弊社製品の型式・シリアル番号・不具合状況・使用環境をお調べのうえ、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
お急ぎの場合は、弊社サービスセンター(TEL: 03-5259-5966)までご連絡ください。
他社製品と比較すると器差が大きいのですが、どちらが正しいのでしょうか?
どちらが正しいかという判断は状況によって異なります。判断の方法としては、校正が行われた時期、トレーサビリティの内容、不確かさ等を考慮してご判断いただくか、第三者機関へ校正に出していただきご判断いただく方法があります。
購入後、未使用の状態で一定期間保管後、使用しようとしたら器差が大きいようです。どうすればいいでしょうか?
未使用の状態で常温・常湿の一般環境下で保管していた場合においても、経年変化を避けることはできません。経年変化で生じた器差が懸念される場合は、弊社の調整/校正サービス(有償)をご活用ください。自動補正機能付きの露点計の場合は、一旦安定した低露点環境になじませた後、自動補正・パージ機能(一部製品を除く)を繰り返せば精度が復活することもありますのでお試しください。
HMT360シリーズを校正に送る際にプローブだけを取り外してもいいですか?
校正に出される際にプローブだけをコネクタ部分より取り外してご返送頂いても結構です。ただし、取り外したプローブの代わりに他のプローブを取り付ける場合には、①同じ形状②同じ検定番号のプローブをご使用ください。
校正証明書にはどのようなことが記載されていますか?
校正証明書のサンプルをご覧ください。
温度は1点の校正ポイントで校正されていますが、どうしてですか?
温度センサとして採用している白金測温抵抗体は抵抗値の変化量が国際規格に基づいており、動作範囲において直線性を持ちますので温度1点で校正されれば製品スペック精度を満たします。また、温度を計測する回路部は4線式計測方式に基づいて設計されており、線抵抗等の影響は受けません。工場において回路部は擬似抵抗を入力して温度上下限値において精度内に入るよう調整されておりますので、1点の校正ポイントで弊社の規定する精度内であれば製品温度スペック精度を満たします。
実際に温度条件を変えた際の校正結果をご所望される場合は、別途校正サービスをご依頼ください。
校正点以外の精度はどうなっていますか?
製品カタログ上の製品仕様の精度を満たして計測するように設計・製造されております。
実際に条件を変えた際の校正結果をご所望される場合は、別途校正サービスをご依頼ください。
校正サービスでは何点の校正ポイントで校正していますか?また校正ポイントの指定はできますか?
製品により校正ポイントが異なりますので、VAISALAオンラインストア上で製品名をご入力頂ければ、ご確認いただけます。
日本で校正できない製品はどのようなものがありますか?
GMP343、DMT340シリーズ、DMT345/346等、一部製品は校正施設の関係上、弊社フィンランド本社にて校正を行っております。
修理/校正サポートが終了している製品はありますか?
VAISALAオンラインストア上の検索欄で製品名をご入力いただければ、サービスのご提供の有無をご確認頂けます。サポートが終了している製品につきましては表示されません。
どのような校正施設で校正していますか?
弊社ではSI単位または各国の国家計量標準機関へトレーサブルな標準器(標準ガス)を用い、比較校正を行う校正設備を構築しています。
校正で利用された基準器の成績書はどのようにして入手できますか?
下記のご連絡先宛に被校正器の校正証明書番号(もし不明であれば製品及びS/N)を記載の上、お問い合わせください。
(東京サービスセンターで再校正実施済のお客様はトレーサビリティ体系図発行済の製品が対象です。)
E-mail: helpdesk@vaisala.com
修理や校正サービスを依頼する際に、別途送料は掛かりますか?
送料に関しては下記の通りです。
お客様よりVAISALAへ送付する際の送料:お客様負担
VAISALAからお客様へ返却する際の送料:VAISALA負担
日本国内で購入した製品を、海外に送って校正することはできますか?
基本的に校正は一番近い校正施設にご依頼ください。海外に持ち出される場合には、ご利用地域から最も近い校正施設にご依頼いただけます。
詳細はオンラインストアでの申し込み時にご確認ください。
許容値に対し、何%の範囲内へのズレを調整をしてもらえますか?器差が大きい場合にはマニュアルで調整してもらえますか?
調整後の校正において精度範囲内であれば、その器差以上の調整の実施は致しておりません。ほとんどの製品は基本的にオートメーションで校正されていますので、マニュアルでの調整は対応しておりません。
※ 精度範囲を大幅に超える等、挙動に問題がある場合にはセンサチップ自体の交換が必要となる場合もございます。
トレーサビリティ体系図はどうすれば入手できますか?
本社で製造時に発行される英文の校正証明書にはトレーサビリティ体系図は添付されておりません。トレーサビリティ体系図が必要な場合には、サービスセンターへ別途校正をご依頼していただく必要がございます。
トレーサビリティに関してはほとんどの製品の校正証明書内において下記のように言及されております。
The measurement results are traceable to the international system of units (SI) through national metrology institutes (NIST USA, MIKES Finland, or equivalent) or via ISO/IEC 17025 accredited calibration laboratories.
操作関連
推奨の保管方法について教えてください。
未使用時はセンサ部保護用乾燥剤付きの黄色いキャップをはめたまま、室温にて室内保存してください。
出力項目の変更方法(湿度出力を露点出力に変更したい等)を教えてください。
機種、またご購入時の仕様により、出力変更可能なものとそうでないものがあります。また、出力変更可能な場合でも、機種により弊社サービスセンターでの有償サービスが必要になる場合があります。お使いの機器の型式およびシリアル番号をお調べのうえ、弊社までお問い合わせください。
サンプリングセルとはどのようなものですか?また、使い方を教えてください。
下記の資料をご参考にしてください。
サンプリングセルDSC74の使用方法について教えてください。
1: お客様のサンプリングラインのバルブが開いていることを確認してください。
2: DSC74のねじ穴部分をマイナスドライバーで一度完全に締めてから、1/2回転開けてください。
3: 焼結部分からわずかにリークされるようになります(1-2ℓ/min)。プロセスラインから計測に必要なガス流量をセンサへ流すことができ、圧力を下げることなく、適切な露点計測を行うことが可能となります。
※リークの確認は、リーク音または手の甲を当てるなどしていただくとご確認いただけます。ねじ穴部分を開けすぎると、圧力が下がり、正しい圧力下露点を計測できなくなる可能性がありますのでご注意ください。(参考資料)
「Vaisala MI70 Link」をWindows 7で読み込むことができません。
「Vaisala MI70 Link」は、Windows 7の発売前に設計されたソフトウェアであるため、対応OSはWindows XPまでとなっておりますが、下記のリンクからダウンロードいただけるUSBケーブル用ドライバをインストールしていただくことで解決する場合がございます。
USB Instrument Driver Setup v6.7.0.4 for cables
上記ドライバをインストールしても解決されない場合は、弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。
アナログ出力(0~5V)の温湿度計で出力される値を相対湿度や温度に換算する式を教えてください。
弊社の湿度センサはセンサ自体の特性として、リニアリティをもつ計測値を出力します。上記を理由に特別な計算式は必要ございませんので、お客様にて適宜必要な式をご準備ください。
例えば、電圧出力(0~5V)の時の相対湿度であれば、湿度は0~100%RHレンジですので、0Vの時に0%RH、中間の2.5V時に50%RH、5Vの時に100%RHとなります。
DMT152やDMT143からアナログ信号が出ません。
ケーブルを接続するコネクタが誤っている可能性がありますので、念の為、本体底面のコネクタ番号をご確認ください。PortⅠ,PortⅡは、それぞれアナログ出力端子、デジタル出力端子です。アナログ出力を使う場合にはPortⅠをご使用ください。
HMT360シリーズバリア[MTL5544等]単独での導通テストをしたいのですが、どのようにすればいいですか?
MTL5544の端子台を下記のように接続してご使用ください。
1[+],3[-]電流入力接続14[+],13[-] 電源接続,12[+],11[-]テスター接続
HMT360シリーズの表示画面で"OFL"と表示されますがどうしたらいいですか?
調整作業中に誤った数値が入力されてエラーが発生している可能性がございます。補正値を再設定する必要がありますので、弊社サービスセンター宛にご返送ください。
センサは何が原因で故障しますか?
最も多い原因としては、高温高湿環境での長期間のご利用によるセンサ劣化、または結露による腐食、変質錆などが考えられます。
HMW82等の2線式製品は3線式とどう違いますか?
こちらの資料をご参照ください。
機器の設定を変更したいのですがどうしたらいいですか?
本体にディスプレイ画面とキーパッドがついている製品は、キーパッドで設定変更が可能です。それ以外の製品、もしくはキーパッドで変更ができない設定に関しては、本体基盤上のサービスポートを介して専用の通信ケーブルをご使用いただくか、ユーザーポートを介してお客様でご準備いただいたケーブルをご使用いただいて設定変更コマンドを入力する必要があります。
詳細は製品ユーザーガイドをご参照ください。
HMT330やDMT340の電源を切ると、時間が初期化されます。
ロガーモジュールを内蔵していないHMT330やDMT340は、内部電池が無いため電源が切れると設定時間がリセットされます。
計測対象気体の流量は計測精度に影響しますか?
気体の流量は精度には影響しませんが、応答速度には影響します。
露点計測機器(DMシリーズ)に圧力設定値は入力する必要がありますか?
弊社のセンサは、圧力設定値を入力しなくても加圧下環境ではその環境の計測値を表示/出力致しますが、センサが加圧によって受ける微妙な影響等も補正して、精度よく計測されたい場合にはご入力ください。
また、湿度計測機器(HMシリーズ)も含めて、混合比やppmは計測値を算出するにあたって圧力設定が必要になりますのでご入力ください。
DM70のパラメータで表示されるatmとはなんですか?
加圧下環境で計測した露点/霜点温度を大気圧下の値に変換表示する機能のことです。atmを利用する際には「ソクテイカンキョウ」の画面で圧力設定値をご入力いただく必要があります。
湿度計は防水性ですか?また、センサが濡れた場合にはどうしたらいいですか?
湿度センサは気体になった水分量を計測する製品ですので、防水等の仕組みはありませんが、センサが濡れた場合に製品が必ず壊れてしまうものではなく、意図せず水分が付着してしまった場合には直ぐに自然乾燥していただければご使用いただけます。
頻繁に結露したり、結露した状態で放置することによりセンサが劣化/腐食し、故障の原因になる場合があります。
乾燥後に異常が発生する場合には弊社サービスセンターへお問い合わせください。
湿度計が100%RH以上の値を表示しましたが、故障ですか?
弊社の湿度計は、計測気体の水分量を静電容量に変換して計測するタイプの静電容量式湿度計測器であり、センサが正常であれば校正した際に直線性を示す性質を有してます。
上記を理由に、例えばセンサが結露した場合や、経時変化等でセンサ特性が変化している場合には100%RHを超える値が表示される可能性があります。
非該当証明書/該非判定書が欲しい。
sales.japan@vaisala.comへご依頼ください。
環境モニタリングシステム—CMS・データロガー関連
米国食品医薬品局(FDA)の21 CFR Part 11(連邦規則第21条第11章)の要求事項は、VLデータロガーシステムとどのような関係があるのですか?
21 CFR Part 11は、ヴァイサラのデータ記録システムVLシリーズで作成された記録など、適正製造規範(GMP)文書の一部として使用されるすべての電子記録に適用される規則です。
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環境モニタリングシステムやVLデータロガーは、どのようにGMPに準拠した記録を作成していますか?
データ記録システムシリーズは、企業におけるに準拠した記録管理および文書作成のシステムの一部としてご利用いただくことを目的としたモニタリングツールセットです。このシステムは、紙ベースのデータ記録を作成し、その記録は責任者の署名による確認と承認の後、準拠文書としてご使用いただけます。シリーズのシステムは、データ記録プロセスの一環として、真正性および正確性に関するの要求事項に適合した安全かつ改変不能な電子記録を作成および使用します。
viewLincアラームシステムの一部として、外付けデジタルリレーI/Oデバイスを使用するには、どうすればよいですか?
アラーム閾値を超えた場合にEメールによる警告を発し、ポップアップウィンドウを表示させるほか、viewLincサーバーでコマンドを実行させることができます(その結果、外部デバイスが起動します)。
設定方法は以下のとおりです。
「しきい値の編集」画面の通知の部分で、適切なボックスの中にDOSコマンドを入力します。それぞれのボックスで、アラームのタイミング、繰り返し、アラームの確認、アラーム解除についてのコマンドを設定できます。
ヴァイサラ データロガーの記録可能時間はどのくらいですか?
ヴァイサラのデータロガーの記録時間は、ロガーの入力チャンネル数、記録頻度(サンプリング周期)、およびメモリサイズ(またはオプションの105K)によって決まります。
個々の製品については、各データロガーの仕様ページをご参照ください。
データロガーにヴァイサラのデータロガー用のIPアドレスを追加するにはどうすればよいですか?
データロガーにIPアドレスは追加しません。Digiデバイスの方にIPアドレスを割り当てます。viewLincはCOMポートを使用して通信するため、イーサネット/IPアドレスを使用したデータロガーのネットワーク接続にはDigiのネットワーキングデバイスが必要になります。
Digiデバイスは、データロガーがイーサネット経由でviewLincと通信できるようにするバーチャルCOMポートを生成します。Digiデバイスは固定IPアドレスを用いて設定する必要があり、DigiとviewLincを設定する前に自社IT部門からそのアドレスを取得する必要があります。
Digiドライバをインストールする際、DigiデバイスにIPアドレスが割り当てられます。
インストールの手順については、Digiデバイス用「ヴァイサラ viewLincクイックスタートガイド」をご参照ください。Digiについての詳細は、www.digi.com をご覧ください。
ヴァイサラのデータロガーファイルをネットワーク上の特定の場所に転送できない場合、どうすればよいですか?
viewLincを実行するアカウントに、ロガーファイルの転送先フォルダーへの書き込み権限を与える必要があります。viewLincを実行するアカウントはインストール時に設定されています。viewLincのインストール方法については、アドミニストレーターガイドまたはオンラインヘルプをご覧ください。
閾値やロガーの記述を変更したのに反映されないのはなぜですか?
チャンネル情報は、viewLincに設定されたリフレッシュレートに従って更新されます。viewLincが使用しているリフレッシュレートを確認して、割当時間を待ってください。
ヴァイサラ USBロガーケーブルのアンインストール方法を教えてください。
ヴァイサラ USBロガーケーブルをアンインストールするためには、Windowsで「プログラムの追加と削除」を選択し、「FTDI USB Serial Converter Drivers」を選び、「変更と削除」ボタンをクリックします。ウィザードの要求に従って、アンインストールを完了します。
Windows XPをご使用のユーザー様へ:
Windows XPでケーブルをアンインストールしていて問題が起こった場合、Microsoftのセキュリティ更新プログラム(KB923191)による変更が原因である可能性があります。この問題を解決するためには、以下の手順に従ってください。
1. C:\Windows\system32 に移動します。
2. ftdiunin.exe ファイルを探します。
3. ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
4. 「互換性」タブを選択します。
5. 「互換性モード」セクションで、「互換性モードでこのプログラムを実行する」ボックスにチェックマークを付けます。
6. ドロップダウンリストから Windows 2000 を選択します。
7. 「OK」をクリックします。
8. 「プログラムの追加と削除」に戻り、再度アンインストールを試します。
上記の対応でも解決しない場合には、テクニカルサポートまでお問い合わせください。
通信アラームはどうすれば解除できますか?
1. ロガーが接続されていることを確認します。
2. Digiが電源につながっていることを確認します。Digiの前面のライトが赤色になっていることを確認します。
3. Digiがネットワークに接続され、通信が確立されていることを確認します。コマンドプロンプトから「ping」と入力し、Digiにpingを実行させてみます。
4. Digiとネットワークの通信が確立されている場合には、ロガーをDigiにつなぐケーブルが機能しているかチェックします。ケーブルが機能している場合には、そのライトが時々点滅して状態です。ケーブルのライトが赤色の場合には、ロガーケーブルまたはロガーに不具合があります。手順6をご参照ください。
5. ケーブルのライトは正常なのに通信アラームが発生している場合には、viewLinc Hostコンピュータのデバイス マネージャを開いて、Digiがインストールされていることを確認します。デバイス マネージャのポートの下位にDigi SP Oneが登録されているはずです。もしも見あたらない場合には、viewLincへのDigiデバイス搭載用のクイックスタートガイドの手順2のBおよびCに従って、Digiを再インストールしてください。
6. ケーブルのライトが正常でない場合には、グラフ作成アプリケーション(vLog)を開いて、ロガーとグラフ作成アプリケーションとの通信が可能かを確認します。ロガーとグラフ作成アプリケーションとの通信に不具合がある場合には、ロガーまたはロガーのケーブルが正常に機能していないと考えられます。新しいロガー(または正常であることが確認できているロガー)に接続して、vLogでつながるかをチェックします。
viewLincは、どのDigiデバイス(接続ロガー)が割り当てられているかをどのようにして認識するのですか?
viewLincはそのような認識はしません。DigiデバイスがviewLincに割り当てられているのではなく、viewLincがネットワークを介して、COMポートに接続されたロガーをモニタリングしています。前述のように、viewLincソフトウェアはCOMポート経由で通信を行います。クイックスタートガイドに従ってDigiデバイスをインストールすることで、viewLincがモニタリングするバーチャルCOMポートが生成されます。
特定のDigiデバイスにどのCOMポートが割り当てられているかを確認するには、デバイス マネージャを使用します。
まず、デバイス マネージャを開きます(「スタート」から、「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」を選択してください。デバイス マネージャが左側に表示されます)。
デバイス マネージャを開いた後、どのCOMポートがどのデバイスに接続されているかを確認するには、「Ports (COM & LPT)」をクリックします(Digiデバイスは、「Digi xxxx(xはDigiのモデル名)」と表示されます)。
さらに詳細を見るには、デバイス マネージャの中で、マルチポート シリアル アダプタ中の対象デバイスを右クリックします。「プロパティ」を選択し、「詳細設定」タブを選んで、「プロパティ」ボタンをクリックします。そうすると、このデバイスに使用されているCOMポートのリストが左側に表示されます。 どのロガーがviewLincで制御されているかは「システム」タブで確認できます。
DigiがどのCOMポートを使用しているかはどうすれば分かりますか?
Digiを(同じサブネットの中で)別の場所に移動させるにはどうすればよいですか?
Digiデバイスに接続したロガーと通信できない場合はどうすればよいですか?
ロガーがDigiデバイスに接続されていることを確認してください。
DigiのセットアップウィザードがDigiデバイスの設定を保存できない場合はどうすればよいですか?
1. Internet Explorerから「ツール」→「インターネット オプション」に進みます。
セットアップウィザードがDigiデバイスを認識しない場合はどうすればよいですか?