繰り返し行う汚染除去プロセスにわたって精度を維持するために、PEROXCAP® センサには 2 つの機能、センサ素子の継続的な加温機能とパージ機能(断続的な短時間の加温機能)が組み込まれています。加温機能はセンサの結露を防止し、パージ機能はセンサを急速に加熱することで汚染物質を飛ばし影響を最小限に抑えます。HPP270 シリーズプローブインテリジェント計測技術は、高湿度の困難な汚染除去条件においても、次の校正まで計測精度を維持するのに役立ちます
汚染除去での優れた計測性能
ヴァイサラの PEROXCAP® 蒸発過酸化水素プローブは、シンプル、正確、効果的な生物除染を実現します。
HPP270シリーズ 過酸化水素・湿度・温度プローブ
過酸化水素蒸気の濃度、湿度、温度をリアルタイムに計測できる、独自の3-in -1プローブであるヴァイサラPEROXCAP® HPP272 過酸化水素・湿度・温度プローブは、更なる改良を経て、より広範な温度計測範囲での正確な計測が可能になりました。さらに、露点と水蒸気圧の計測もできるようになりました。また新タイプのHPP271 過酸化水素プローブは、過酸化水素蒸気のみの計測が必要なアプリケーション用に開発されました。
新しいプローブは、ヴァイサラのInsightソフトウェアや飽和塩溶液を用いたヴァイサラ HMK15 湿度校正器を使用することで湿度の校正や現場校正にも対応できます。詳しい情報はスクロールダウンしてご覧ください。。

簡単な校正
生物学的汚染除去では、安定した条件を得るのが困難な場合があります。ヴァイサラの湿度室付きの HPP270 シリーズプローブまたはヴァイサラの HMK15 校正キットを使用すると、%RH および %RS の現場校正を容易に行うことができます。湿度のみを基準とする現場校正により、H2O2 の計測性能が向上します。また、安定した H2O2 条件が得られる場合、校正されたばかりの HPP センサを現場校正中に基準器として使用することも可能です。最高の計測精度を得るために、ヴァイサラのサービスセンターでトレーサブルな工場校正を行うことが可能で、この校正サービスには、湿度と H2O2 の計測が含まれます。
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