「カスタムビューを作成する方法」と「viewLinc ディスプレイの使用」に関する動画をご覧になるには、下にスクロールしてください。

先日、弊社内のviewLinc開発会議にて、viewLincユーザーがまだ十分に活用されていないけれど、一度知ると使いたくなる機能「viewLincビューマネージャー」が話題になりました。 

ビューマネージャーをすでに何年もご利用いただいている方も多いでしょうが、そうでない方のために、この機能を活用することで、ヴァイサラの環境モニタリングシステムをいかに手際よく簡単に利用できるようになるかをご紹介します。

viewLincの製品開発マネージャーのChad Hagberは、14年以上にわたってviewLincの開発に取り組んでいます。Chadは、viewLincを長年ご利用いただいているユーザーでも、ビューマネージャーを十分にご活用できていない可能性があると指摘しています。 

「ビューマネージャーについて知らないか、知っていても使用していない理由はいくつかあります。1つは、最初にモニタリングシステムをセットアップするのがユーザーではなく、プロジェクトマネージャー、管理者またはヴァイサラのフィールドサポートスタッフであることが多いためです。もう1つの理由は、最初に時間をかけて独自のビューを設定する必要があるためです。私たちの経験上、ビューを設定した方は、システムから情報を取得するのがはるかに簡単になったことに気づきます。一部の非常に大規模なシステムでは、ユーザーがログインしたときに自分にとって重要な情報だけを見ることができると非常に便利です。」 

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viewLincでは、各ユーザーがビューマネージャーを使用してカスタマイズしたビューを設定できます。この設定を行うと、viewLincにログインするたびに、ご自身の関心に関連する情報が読み込まれます。viewLinc 5.Xでは、作成したビューを [概要] に表示できます。 

ビューマネージャーは、viewLincサイトよりも具体的です。viewLincサイトは、管理者がモニタリングシステムをどのように構想・構成したかを示すものです。ビューマネージャーでは、特定のユーザーまたはグループがモニタリングデータをどのように確認したいかを設定できます。 

 ビューマネージャーを使用すると、各ユーザーが自分のシステム利用方法に合わせて独自のフォルダーを作成して整理できます。

「たとえば、自分が担当しているエリアの温度計測値だけを表示したいとします。その場合、温度だけのビューを作成し、ダッシュボードに配置します。そうすると、温度計測値のみが表示されます。ビューの使い方の例をもう1つ紹介すると、施設内のすべてのフリーザーについて確認する必要がある場合は、これらのアプリケーションのビューを1つのビューにまとめることができます。または、周囲の温度と湿度の確認用に別のビューを作成したり、インキュベータのビューを1つ作成したりすることもできます。」

viewLincで独自のビューを設定すると、自分にとって重要な情報を自分が分かりやすい方法で整理された状態で、まとめて迅速に確認できるようになります。最もよく使用する情報を優先して確認するには、ビューの中からお気に入りを選択しておきましょう。 viewLincにログインするたびに、お気に入りのビューが既定で表示されます。ビューマネージャーを使用すると、各ユーザーが自分のシステム利用方法に合わせて独自のフォルダーを作成して整理できます。 

viewLinc ディスプレイ

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「viewLinc ディスプレイで使用するためのビューを作成することもできます」とChadは言います。「この方法は、据え付けのモニターやデバイスで複数人が特定の表示情報を確認したいときに理想的です。」

このサイトでは、ユーザーがviewLincディスプレイで、据え付けのモニター、スマート TV、タブレット用の表示を作成できます (例：your.viewLinc.url/display/)。viewLincディスプレイでは、ユーザーはビューマネージャーで作成されたビューにのみアクセスできます。viewLincディスプレイはログイン状態が永続的に保持され、ラボの壁、入り口、セキュリティステーション、その他複数のユーザーが継続的に表示される状態を確認する必要がある場所に表示するために作成されたビューが既定で表示されます。 

ネットワーク接続が切断された場合でも、viewLincは接続を試み続け、自動的に表示を回復します。ユーザーはログインを維持する必要がなく、表示されるデータを確認するだけよいのです。 

viewLincに関するその他のヒントとコツ

•    言語を選択可能 – 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語、フィンランド語、日本語、中国語。イタリア語は2021年提供予定。

•    右クリック – 左クリックしか使わないユーザーも多いですが、右クリックすると、クイックメニュー項目にアクセスできます。たとえば、[アラーム] タブで、警報を右クリックすると、すぐに受信確認ができます。サイトでは、右クリックすると、その場所のポップアップトレンドが表示されます。右クリックは、レポートやその他のタスクも最も迅速に表示することができます。

•    クイックトレンド – トレンドビューでは、Ctrlキーを押しながら複数の計測値を複数選択し、選択内容をトレンドビューにドラッグできます。たとえば、複数の場所の温度値のみを確認する場合は、該当の場所を複数選択して、トレンドで温度のみを表示できます。 

•    Shiftキーを押しながらクリックする方法でも、サイト内の複数の値を選択できます。その後、右クリックして表示されるメニューで、レポートの作成やアラームの一時停止などを行うことができます。 

•    複数選択は viewLinc の多くのツリーとテーブルで行うことができ、複数の項目に対して同じアクションを実行するのに役立ちます。たとえば、同じしきい値テンプレートを複数の場所に適用したり、複数の場所のしきい値設定をまとめて編集したりできます。

質問がございましたら、詳細は当社までお問い合わせください。