DL1000/1400 温度データロガー

厳しい環境下における温度モニタリングおよびマッピング向け

ヴァイサラ DL1000/1400は高精度の温度データロガーです。DL1000/1400 温度データロガーは、超低温冷凍庫、冷蔵庫、コールドルームなどの規制対象となる環境下に理想的で、安定し、信頼のできる計測値を提供します。計測範囲は-90°Cから+70°C、安定性のある精度の誤差±0.10°Cで、DL1000/1400シリーズはそれらの計測範囲で温度モニタリングまたはマッピングのために最大4つ入力ができます。このシリーズはまた、オプションとしてドアモニタリング機能もあります。DLシリーズロガーはヴァイサラ viewLincソフトウェアと接続し、履歴データやリアルタイムデータ、遠隔アラーム、国内外の規制に準拠したレポートを提供できます。データロガーはOPC-UA サーバーを他社のシステムに組み込むことも可能です。

特長

  • 1~4までの温度チャンネルと、-90°Cから+70°Cまで計測する2つのプローブのオプションを持つ各モデルから選択できます。
  • viewLincソフトウェアにはデータの一貫性を保証するパスワード保護、監査証跡、校正時期通知の機能が付いています。
  • 自律的データ記録を行うためのオンボードメモリおよび内蔵型の10年電池。
  • データは計測ポイントで記録され、ネットワーク障害や停電の影響を受けません。
  • 記録する頻度をユーザーが調節、選択でき(毎分、毎時など)、複数年データを記録できます。
  • cGMP、ISO 9000、HAACPの品質標準への準拠を支援するため、計測ロガーは国家計量標準機関(NIST USA、MIKES Finland、または同等の機関)、またはISO/IEC 17025認定校正機関を通じて、SI単位にトレーサブルです。
  • 現場校正やレンタル機器も地域によってはご提供しています。(一部日本では対応していないサービスもありますので、詳細はお問い合わせください。)
  • viewLincとvLogソフトウェアを使用することにより、Microsoft Excel、CSVファイル、PDFファイルにエキスポート可能な、カスタマイズ可能かつプレゼンで使用できる上質なレポートを作成できます。
  • プローブクリップは外部温度センサを安全に固定します。
  • 動作温度範囲におけるタイムベースの校正と、調整可能なタイムベースのレコーディング。
  • 簡単なネットワーク接続を可能にする、PoEデータロガークレードル(vNet)オプション
  • ヴァイサラが提供するOPCサーバーを使用することで、ヴァイサラ社製DLロガーのデータをお客様が所有するOPCと互換性があるソフトウェアに取り込むことが可能です。
  • ヴァイサラのDLシリーズデータロガーはあらゆるバージョンのviewLinc モニタリングソフトウェアと下位互換性があります。

特長

10 年電池および大容量メモリ搭載

自動電源と大容量メモリにより、データにネットワーク障害や停電の影響を及ぼす心配がなく、またデータの記録は安全かつ連続的に保存され、規制順守向けに欠損のないデータが記録されます。さらに、電池寿命10年間のバッテリーを備えています。

柔軟な接続オプションと相互運用性

DL シリーズのロガーは複数の接続オプション(RS-232 シリアル、USB、Wi-Fi、イーサネット、PoE)を利用してヴァイサラの監視システム viewLinc と接続できます。ヴァイサラ OPC サーバーソフトウェアは互換性のある他社のシステムにヴァイサラ DL シリーズの温度データロガーを組み込むことができます。

安定性、精度に優れた計測

総合的なバリデーションが可能で、規制適用環境下での使用を念頭に設計されている DL1000/1400 温度データロガーにより、GxP に準拠した計測を行うことができます。データ記録は安全に保存され、米国連邦食品医薬品局(FDA)規則(米国連邦行政規則第 21 巻第 11 部(21 CFR Part 11)および EU GMP(Good Manufacturing Practice)の付属文書 11(EU Annex 11)の要件に対応しやすいフォーマットで作成されます。計測結果は国家計量標準機関(NIST USA、MIKES Finland、または同等の機関)、またはISO/IEC 17025認定校正機関を通じて、SI単位にトレーサブルです。

導入事例

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